今シーズン最強とされる寒気が再び流れ込んでいて、長く居座る見込みです。18日(火)~20日(木)にかけては数度あるピークの最初となり、青森県の津軽と三八上北では「警報級の大雪」になる可能性もあります。

県内は17日夜から津軽を中心に断続的に雪が降っていて、18日午後6時現在、青森が123cm、弘前が105cmなどと積雪が急増しています。

青森市では18日朝、景色が霞むほど強く降る時間帯もあり、市民が大雪への警戒を強めていました。

青森市民は
「風が強かったので(積もらず)結構飛んでるなとは思っていたんですけれども、湿った重たい雪で、朝も雪かきで結構疲れました。また降りそうですね…」

上空に再び流れ込んでいる強烈な寒気は、来週までピークが数度あるとみられ、18日(火)~20日(木)にかけてが最初になります。

このあと48時間の降雪量は、津軽と三八上北の山沿いで120cm、津軽の平地で70cmなどと予想されています。

その後も雪が降り続き積雪はさらに増える見込みで、気象台は津軽と三八上北では「警報級」になる可能性があるとしています。

すでにJRの在来線では、19日(火)に一部区間で終日、運転を見合わせる見込みとするなど影響も出始めていて、大雪による交通障害や、屋根からの落雪などにも注意・警戒が必要です。