■プロ野球 広島 4ー9 楽天 練習試合 (18日 沖縄・コザしんきんスタジアム)

広島は今季3試合目に対外試合は楽天に大敗した。先発・玉村が初回にフランコ、鈴木大にタイムリーを放たれ3失点。2番手・アドゥワが4回に村林、宗山、辰己に3連続タイムリーを許すなど5安打2四球で6失点、イニング途中で降板する。投手陣7人で楽天打線に17安打を浴びた。打線は11安打で小園とルーキー渡邉にタイムリー、二俣が8回に15日・ヤクルト戦に続く2本塁打目を放った。清水は2安打をマーク。

先発・玉村は昨季15試合に登板、4勝5敗、防御率2.96。1回1死からルーキー宗山に左安打、辰己に右安打で一・三塁とするとフランコにライトへタイムリーを運ばれ1点を先制される。さらに2死一・二塁から鈴木大にライトオーバーの2点タイムリーツーベースを飛ばされ、0ー3となる。

スタメンは1番サード・小園、2番ショート・矢野、3番DH・堂林、4番レフト・末包、5番セカンド・山足、6番センター・中村健、7番ファースト・仲田、8番ライト・田村、9番キャッチャー・清水のオーダーを組んだ。

楽天の先発は左腕・藤井、昨季11勝5敗、防御率2.93だった。1回、小園が右安打、矢野が四球、堂林は遊ゴロで1死一・三塁とするも末包は浅い左飛、山足は空振り三振に倒れた。

玉村は2回、太田とルーキー吉納に連打され無死一・二塁、捕手・清水が二塁で太田を牽制で刺す。清水の捕逸で1死二塁となるが玉村は村林を右飛、宗山を投ゴロに抑え降板。

2回の攻撃は楽天2番手・辛島に1死から仲田がサード・フランコの失策で出塁、2死後に清水が左安打で一・二塁とすると小園がセンターへタイムリーを弾き返し、1ー3とする。

3回は2番手・アドゥワが1死からフランコに左安打も小郷に空振り三振、鈴木大を遊飛に抑えた。

打線は3回、堂林が一ゴロ、末包が中飛、山足は三直とクリーンナップが三者凡退。

アドゥワは4回、先頭・田中和に右安打、代打・安田と吉納に連続四球で無死満塁のピンチに。村林にレフトへタイムリー、宗山にはライトにタイムリーを放たれ、1ー5となる。なお無死満塁から辰己にはセカンド二俣が捕球できずライトへ2点タイムリーを運ばれ、1死後に小郷に右中間に2点タイムリースリーベースを飛ばされ、1ー9となりアドゥワは降板。代わった3番手・塹江が1死三塁で伊藤、田中和を凡打に打ち取る。アドゥワは1回1/3,54球で6安打、2四球、6失点(自責6)だった。

4回の攻撃も楽天3番手・柴田に中村健が空振り三振、仲田は一邪飛、田村は右飛と3人に終わる。

塹江は5回も続投し打者3人で退ける。5回の攻撃は先頭・清水が右安打も小園の代打・佐藤は投ゴロ、矢野の代打・韮澤は三邪飛、堂林の代打・渡邉は空振り三振に倒れた。

6回は4番手・森浦が1死から辰己に右安打も小森、小郷を抑える。6回の攻撃は先頭・林が四球、二俣は中安打で無死一・二塁も中村奨は二ゴロ、内田は遊ゴロ併殺打に倒れた。

7回は5番手・滝田が伊藤と安田にヒットを許すも無失点に抑える。

打線は7回2死から佐藤が右安打、韮澤がライトへツーベースで二・三塁とすると渡邉がレフトへ2点タイムリーを打ち返し、3ー9とする。

8回は6番手・斎藤が入江、武藤、小深田を三者凡退に抑える。

8回の攻撃は楽天7番手・渡辺翔に二俣がカウント3ー1からストレートを捉え、レフトスタンドへソロアーチを放り込んだ。続く中村奨が左安打も内田は中飛、田村は一ゴロ併殺打に仕留められた。

9回は7番手・松本が2死から伊藤と渡邉佳に連打されるが安田を空振り三振に取る。9回の攻撃は持丸と佐藤が凡退、韮澤が中安打も渡邉が空振り三振で試合終了。