暴風雪と大雪に関する東北地方気象情報 第5号
2025年02月18日05時04分 仙台管区気象台発表
東北太平洋側の海上では、暴風雪の可能性は低くなりましたが、18日朝まで、雪を伴った西よりの強風に注意・警戒してください。また、東北北部では、大雪となる所があるでしょう。19日にかけて、大雪に注意・警戒してください。
[気象概況]
日本付近は19日にかけて強い冬型の気圧配置となる見込みです。東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。
このため、東北太平洋側の海上では、雪を伴った西よりの強風となる所がある見込みです。気圧の傾きが予想よりも大きくなった場合には、再び警報級の風となる可能性があります。
東北北部では大雪となる所があるでしょう。発達した雪雲が同じ場所にかかり続ける場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[風の予想]
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北太平洋側 海上 18メートル (30メートル)
東北太平洋側 陸上 15メートル (30メートル)
[雪の予想]
18日6時から19日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北日本海側 山沿い 70センチ
東北日本海側 平地 40センチ
東北太平洋側 山沿い 70センチ
東北太平洋側 平地 30センチ
その後、19日6時から20日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
東北日本海側 山沿い 70センチ
東北日本海側 平地 40センチ
東北太平洋側 山沿い 70センチ
東北太平洋側 平地 30センチ
その後も、降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。
[防災事項]
東北太平洋側の海上では、18日朝まで、雪を伴った西よりの強風に注意・警戒してください。
東北北部では、19日にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。