法務省職員に菓子を配ったと一部週刊誌が報じたことを受けて、鈴木馨祐法務大臣はきょうの記者会見で、「職員に慰労、激励の趣旨で差し入れた」などと釈明しました。

一部週刊誌は今週、鈴木法務大臣が今年1月に法務省職員に菓子を配ったと報じ、公職にある人が選挙区内の人への寄付を禁じた公職選挙法に違反していると指摘されています。

この報道について、きょうの記者会見で見解を問われた鈴木法務大臣は、菓子を配ったことを認め、「職員への慰労、激励という趣旨で菓子を差し入れた」と釈明。そのうえで、「世間でいう『差し入れ』であるということに尽きる」として、違法性を否定しました。

また、菓子の購入費用は私費で、法務省の「職員全体」に配ったと説明しましたが、詳細については「差し入れなので、逐一、詳細についてお答えすることは差し控える」としています。