■バレーボール イタリアリーグ セリエA第20節 ペルージャ3-1ミラノ(日本時間17日、イタリア)
リーグ首位のペルージャ・石川祐希(29)が、4シーズン過ごした古巣・ミラノと対戦。11月の対戦では叶わなかったミラノ・大塚達宣(24)との初の日本人対決を制し、3連勝で首位をキープした。
石川はベンチスタートとなったが、大塚はスタメンで出場。第1セットは25ー22でペルージャが先取したが、第2セットは大塚が開始早々にサービスエースを決めるなど、25ー23でミラノが奪い返した。1-1で迎えた第3セットは、途中からコートに入った石川がゲームの流れを変える“ゲームチェンジャー”の役割を果たした。大塚のサーブをレシーブすると、自らスパイクで得点を決め、守備では相手のスパイクを読み切りブロック。さらに石川のバックアタック、痛烈なサービスエースが光り、最大7点差をひっくり返してこのセットを奪った。第4セットもペルージャが優位に試合を進め、25ー19で制し、セットカウント3-1でペルージャが勝利。流れを引き寄せた石川は5得点の活躍、大塚は全セットに出場し、11得点と存在感を見せた。
試合後、世界最高峰の舞台で実現した日本人対決に石川は「大塚選手と対決ができ、日本人としてイタリアの舞台で戦えることを非常に誇りに思います。日本からも多くのお客様が応援に来てくださり、盛り上がった一戦となったのでとても感謝しています。引き続き頑張っていきたいと思います」と話した。
レギュラーシーズンは残り2試合。連覇へ向け、次節は23日(日本時間24日)にホームでモンツァ(同12位)と対戦する。














