■15度を下回ると鍋料理が恋しくなる?
南波キャスター:
こんな面白いデータもあるんですよね。こちらのグラフは夕食に鍋がどれぐらい出現するかという率を調べたものです。この青線が平均気温、オレンジ線が鍋の出現率になってます。気温が上がっていきますと、鍋の出現率は下がります。逆に気温が下がってくる1月、気温が5度ちょっとぐらいのときには夕食での鍋の出現率が10%近くになるというようなデータもあるんです。
やはり寒くなると食べたくなるその鍋物に関連するデータなんですが、これもちょっと変化があるそうですよ。▼おでん:18度▼寄せ鍋:15度▼クリームシチュー:14度、だんだん寒くなればなるほど、こってりしたものを食べたくなる傾向に。
実際に流通と気象の関係を調べている流通気象コンサルタントの常盤勝美さんによると、鍋料理は▼15度を下回ると食べたくなる傾向がある。ただ、シーズンが進むにつれて好まれる味の傾向にも変化があらわれ、トマト鍋→モツ鍋→キムチ鍋→カレー鍋といったような変化もあるそうです。
井上キャスター:
10月7日でいうと11度なんで、クリームシチューの先行ってますよね。
南波キャスター:
先行ってしまってますね。クリームシチューにバターを入れても大丈夫です。