「ほかの式場で11月は現実的にもう予約ができない状況」花嫁の落胆
今年の10月に式をあげる予定だった女性に話を聞いた。
「式場からは今月(2月)15日に電話がありました」
女性が式場の予約をしたのは、去年11月末。予約の際にはもちろん改修の話はなかった。そのうえ、2月頭にドレスの試着に行った際も、そのような話は出なかったという。
閉館前の日程への変更も打診されたというが「式を前倒しすると都合のつかなくなってしまう友人がいる」「ほかの式場を調べているが、遠方に住んでいるため、すぐにブライダルフェアに行くこともできない」と途方に暮れている。
ほかにも、今年11月に結婚式を挙げる予定だった女性は、「ホテルの歴史と内装」に惹かれたと話す。
しかし、今回の事態に「ほかの式場で、11月は現実的にもう予約ができない状況で、また1から探すのは時間も労力もかかる。式場に求めるのは最大限の誠意」だと話す。
大切な一日を控えていた利用予定者たちの悲嘆を、和らげることができるのか。対応が急がれる。