南海トラフ地震で想定される津波浸水の高さを示したプレートが高知南警察署に贈呈されました。

高知南警察署に津波浸水プレートを贈ったのは「高知県警察官友の会高知南支部」です。警察署を訪れた人たちや地域の人達に防災意識を持ってもらおうという取り組みで、高知南警察署で想定されている高さ3メートルの位置に取り付けられました。

このエリアは、津波による浸水の深さだけでなく、広範囲での長期浸水も想定されていて、被害を最小限に押さえるためには警察官、住民それぞれが危機感を持つことが重要だといいます。

(高知南警察署 警備課 濵口泉 課長)
「近い将来、必ず発生する南海トラフ地震に対して全ての警察官が災害対応能力を高める必要があります、今回津波浸水プレートを設置して、少しでも地域住民の方に危機感を持ってもらいたいと考えています」

17日は建物間でロープを使った物資の移送訓練なども行われ、浸水被害に備えていました。