車いすバスケットボールのEUROリーグで3連覇しているBSRアミアブ・アルバセテ(スペイン)に今季移籍した藤本怜央(41)が現地時間15日、イベルコンサAMFIVビーゴ戦に途中出場した。チーム移籍後、最長となる25分34秒出場し、2本の3ポイントを成功させるなど8得点をマーク。チームは79ー46で大勝した。

前週8日の試合では出場時間が6分52秒だった藤本。試合後、毎練習時にコーチや選手とプレーの擦り合わせを行い、このチームでの自身の役割を再確認したとのこと。「今節はプレータイムも25分と増えて、久しぶりに試合感を感じながら楽しめた時間でした」と、振り返った。


さらに「スポーツの世界では多くの大ベテランが現役にこだわりプレーしています。三浦知良選手や田臥勇太選手等のように、チームになくてはならない存在になれるように、今はチームのためになるべきプレイヤーになるだけです」と、この試合、50パーセントの確率で3ポイントシュートを決めるなど、ベテラン健在を見せつけた。

■藤本怜央(ふじもと・れお)
9歳の時に交通事故にあい、右足のひざから下を失った。義足でバスケットボールをしていたが高校3年生の時に静岡のクラブチームにスカウトされ、車いすバスケットボールを始めた。日本では宮城MAXのエースとして天皇杯11連覇、得点王12回。パラリンピックにはアテネ(2004年)、北京(2008年)、ロンドン(2012年)、リオ(2016年)、東京(2021年)と5大会連続で出場し、リオではキャプテンを務めた。東京パラでは銀メダルを獲得。