オリオールズの菅野智之(35)が日本時間16日、バッテリー組のキャンプに合流、ビザ取得の影響で遅れていたが、キャンプ2日遅れでの参加となった。

チームより少し遅れて球場に到着すると、グラウンドに集まった選手たちにB.ハイド監督(51)が菅野を紹介、ここで監督から「何か一言ありますか?」と無茶ぶりさせられると、菅野は「Let’s win a world championship (世界チャンピオンになろう)」と話すと、ナインからは歓声があがった。

合流初日となり、軽めのメニューとなった菅野、「やっとこの日を迎えることができて昨日の夜からワクワクしてましたし、やっと始まるんだなという気持ちで時差ボケとかもありますけどすごくいい時間を過ごさせてもらってます」と満足な表情で初日を終えた。

メジャーのキャンプには「最高です。日本は日本でまた素晴らしい環境であったり雰囲気がありますけど、何よりもこの年齢でこういう新しい環境でプレーできるっていうのをしっかり感謝して毎日過ごしたいなと思います」と35歳は晴れ晴れした表情で語った。

オリオールズの投手陣は今季FAで移籍してきたメジャー通算138勝のC.モートン(41)、2023年最多勝のZ.エフリン(30)、昨季13勝を挙げたG.ロドリゲス(25)、2019年から2021年の3年間をヤクルトでプレー、韓国球界を経て、メジャーに復帰し、昨季9勝のA.スアレス(35)、そして、菅野とこの5人のローテーションと報道されているが「強いチームだと思いますし そこで求められるものっていうのはやっぱり大きいと思うので、期待に応えられるように毎日やっていきます」と口にした。