イスラム組織ハマスはパレスチナ自治区ガザでの停戦合意に基づき、新たに3人の人質を解放しました。今回の解放についてはハマスが一時、延期を表明したことで、戦闘再開への懸念が高まっていました。

パレスチナ自治区ガザ地区の南部・ハンユニス。ハマスに捕らわれ、人質とされていた3人の男性が、銃を持った戦闘員に連れられて壇上に並び、赤十字国際委員会の車両に乗り込みました。

ハマスは15日、おととし10月にイスラエルから連れ去った人質のうち新たに3人を解放しました。3人はいずれもイスラエル人の男性だということで、人質の解放は今回が6回目となります。

一方、イスラエルのテルアビブでは、人質の家族や友人たちが連日、解放を求めてきた「人質広場」に、多くの市民らが集まり、解放の瞬間を見守りました。

今回の人質解放をめぐっては、ハマスは10日、イスラエルによって人道支援物資などの搬入が妨害されているなどとして、人質の解放を延期すると発表していました。

これに対しイスラエルは、人質が予定通り解放されなければ戦闘を再開すると警告するなど緊張が高まっていましたが、実際にハマスが人質を解放し、停戦は維持される見通しです。