オリックスで実力・人気とも不動のエースに成長した宮城
そのライオンズの前に沖縄で立ちはだかるのが、2年ぶりのリーグ制覇、3年ぶりの日本一奪還を誓うオリックス・バファローズ。今季からエースナンバー18を背負う宜野湾市出身の宮城は、不動の人気を誇り、注目度も抜群だ。熱視線を送るファンは…
▼子どものファン 「すき!!」「めっちゃかっこいい」「宮城選手がんばれ」
▼大人のファン 「もう、エースだと思います」

▼バファローズ・宮城大弥
「去年少し悔しい思いをしていたので、今年はケガなく一生懸命投げて、いい笑顔がいつも見られたらいいなと思っています」「(18番は)すごくプレッシャーのかかる番号ですけど、やっぱり優勝、日本一をもう1回達成したい。自分自身にもしっかりプレッシャーをかけて1球1球真剣に投げたいなと思います」
初めて開幕投手も務めた去年は、20試合の登板で7勝9敗。防御率1.91の成績を残すも、春先のケガもあり規定投球回にわずかに及ばず、リーグ4連覇を逃したチームとともに、悔しい1年となった。
特に、凱旋登板が予定されていた沖縄での試合をケガで欠場したことは大きな心残りだった。
「チケット買ったと言ってくれる人も多くて。僕もロボットじゃないので、ケガすることあるよというのをみなさんに知ってもらえたので、投げるか投げないか、監督が決めることなので分からないですけど、行きたいなと思いました」

2年越しの思いを胸に、球界屈指のサウスポーへと成長した23歳は、地元のマウンドに上がる日を心待ちにしている。
「もっともっと沖縄をスポーツで盛り上げていきたいと思っていますし、そのためにはしっかり勝つことが大事なので、頑張っている姿だけじゃなくて、勝ってみんなと喜びを分かち合いたいなと思います」
またバファローズでは宮城の興南高校の先輩、プロ10年目の大城滉二も地元の晴れ舞台での活躍を見据える。それぞれのチームで開幕からの活躍を誓う、県出身選手。スタートダッシュの先に、指笛が鳴り響く、地元の晴れ舞台が待っている。
7月1日・2日に予定されている埼玉西武ライオンズとオリックスバファローズ。県勢の共演なるか!? 早くも期待が膨らむ。