「立っていられません…」 乗務員が語る発災当時の状況
語り部列車・客室乗務員 宮下左文さん「それでは、いよいよ出発のお時間です。七尾駅、あの日と同じ七尾駅をこれより出発です」「のと里山里海号、この名のとおり自然豊かな里山と里海の風景、存分にご覧いただけるかと思います」
語り部の宮下さんは能登の魅力を伝えつつも、発災当時の状況を語り始めます。

語り部列車・客室乗務員 宮下左文さん「実際に私どもが行った行動の方をこれからお見せしたいと思います。立っていられません…」
車窓に広がる風光明媚で自然豊かな能登の景色。その一方で、今もブルーシートに覆われたままの家も目立ちます。
「震災語り部観光列車」の旅はおよそ40分。七尾駅を出発した列車は穴水町に到着しました。