スーパー業界の再編が加速しています。大手の西友の売却が取りざたされる中、その行方は一体どうなるのでしょうか?
スーパー再編で何が変わる? 西友が売却を検討

高柳光希キャスター:
スーパー大手の西友の売却が検討されていますが、なぜディスカウントストアのドン・キホーテが名乗りを上げているのでしょうか。
【なぜ西友を買収?】※流通経済研究所 池田 満寿次さんによると
大手総合スーパー
「西友」(創業62年)
魅力:好立地に出店、ブランド力、安心感、プライベートブランド
日本最大級 総合ディスカウントストア
「ドン・キホーテ」
西友の培ってきた生鮮スーパーのノウハウも得られる
さらに番組が取材で大変お世話になっている、スーパーアキダイも大手のロピアと協力して運営をしているそうです。実はロピアはお肉は強いんですが、野菜とか果物の青果食品に強みがないということで…

スーパー「アキダイ」(東京・練馬)
2023年~ スーパー「ロピア」に仲間入り
「ロピア」側のメリット…仕入れや陳列の仕方、商品の値段のつけ方のノウハウが得られる
⇒1店舗(1か月)青果売上げ1500万円⇒4000万円までUP!
井上貴博キャスター:
特にロピアはどんどん買収して広げる戦略をとっていますが、新規でお店を出店するよりも、今あるところであれば、好立地でそこを取れるのでしょうか。
田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
もう既にあるところにはお客さんがついている。大体お客さんのターゲットが似たような感じであれば「スーパー×スーパー」というのは当然良いマーケティングだと思います。
井上キャスター:
大手のスーパーがどんどん規模を広げていくのは想像できますね。