高知市でのバス路線の再編や今後の公共交通のあり方について事業者や有識者らが意見を交わしました。

この会議では地域の実情に応じた輸送サービスや交通計画の策定などについて協議しています。会議ではとさでん交通が2024年10月に見直したバス路線の再編結果が報告されました。このうち平日は23便から4便に減便した高知市一宮のトーメン団地の路線では乗車率がほぼ100%になったということです。

(とさでん交通自動車戦略部 伊藤栄 部長)
「(トーメン団地の路線について)正式に決めているわけではないですけど、引き続き(上り・下り)2便で運行していくべきなのか、あるいは別にして必要性はあるのかなと思っています」

また、高知市は市民への意識調査の結果を説明。様々な項目の中で、「安全で円滑な交通」に対する満足度が最も低いということで、今後はコミュニティバスによる移動手段の確保やターミナル機能の強化などを検討しているということです。