水を浴びて心身を清らかにする「水行」が高知市の寺で開かれ、参加した修行僧たちが世界の幸福と安泰を願いました。

高知市の筆山の麓にある要法寺では毎年2月13日に水行を実施しています。2025年は、中四国の寺から10人の修行僧が参加。今週、千葉県の法華経寺での100日修行を終えたばかりです。

冷たい風が吹き続ける中、修行僧たちはお経を唱えながら、樽に入った水を勢いよく何度も何度も体にかけ、祈祷していました。

(修行僧)
「冷たい水でしたけれども、ご縁をもらった寺院でかぶらせてもらい、本当にありがたい水と思いながら、一杯一杯かぶりました。」

(修行僧)
「世界中の人たちの幸福や安泰を祈り、全ての災いが除けられる思いで(水を)かぶっています」

また近くにある筆山保育園の園児たちも寺を訪れていて、修行僧たちは子どもたちの健やかな成長を願い、お経を唱えていました。