新年度の方向性を決める2月県議会に、鳥取県が提出する予算案は総額3650億4923万円。平井知事は13日、「魅力ごとよく積み」と積極型の予算案を説明しました。

鳥取県 平井伸治 知事
「3650億、魅力ごと、4923万円。よく積み、魅力をまるごと予算に積んだ」

新年度予算案には若者や女性にも魅力ある地域づくりなど「人口減少を乗り越える令和の改新」に137億円、万博などを契機とした交流促進など「活力と交流でひらく元気な地域づくり」に182億円などを計上しました。

また育児などの理由で短時間勤務を希望する人を県職員として採用する「鳥取方式短時間勤務職員」の制度を4月1日付けで創設する条例案も提案します。

対象は保育士、看護師、歯科衛生士などの資格がある人や障がいのある人で、基本は週30時間勤務、常勤職員に準じて手当も支給され、単年度採用ではなく、定年制の正職員となります。

鳥取県の2月定例議会は今月20日に始まります。