山梨英和大学で学長ら幹部2人が元准教授にパワハラにあたる行為をした問題で、学校法人は2人を現在の役職を解く降任の懲戒処分としました。

山梨英和大学では40代の元准教授の男性からパワーハラスメント行為の申し立てがあり、学校法人は先月、朴憲郁学長と学校法人本部の事務局長の2人のハラスメント行為を認定しました。

そして12日、臨時の理事会を開き学長ら2人を現在の役職を解く「降任」の懲戒処分としました。

2人は処分の前に退任の意向を示し、手続きが進められています。

学校法人は「今回の事態を厳粛に受け止め再発防止のための対策を徹底したい」などとコメントしています。

なおパワハラ行為の具体的な内容については「関係者のプライバシーや人権に配慮して公表しない」としています。