闇バイトによる犯行を防ごうと山梨県は、闇バイトに応募してしまった人に避難場所を提供するなどの対策を講じることにしました。

闇バイトは、高額な報酬をうたい応募してきた人を犯罪に加担させるもので、2023年に甲府市中心街の貴金属店で起きた強盗事件でも実行犯の一部が闇バイトで集められていました。

闇バイトは断ろうとしても応募した時に送った個人情報を盾に脅され、犯行に及んでしまうケースが多いことから県は、闇バイトの応募者やその家族などを保護する対策を講じることにしました。
2025年度の当初予算案に対策費として1000万円を計上し、避難所の確保の他、非常通報装置や警戒用カメラの貸出などにあてる予定です。
予算案は13日に開会する2月県議会で審議されます。