続いて、感染症情報です。

最新のインフルエンザの患者数は、前の週より減少し、県全体では「警報レベル」を下回りました。    

しかし、山形市保健所管内では、依然として「警報レベル」が続いています。

また、前の週の一定点当たりの数値が、全国で最も多かったことが分かりました。

県衛生研究所によりますと、今月9日までの1週間に県内41の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週より321人少ない352人でした。

すべて、A型の陽性反応だったということです。

1定点あたりの患者数は8.59人です。

これにより県全体としては警報・注意報レベルともに下回りました。

しかし、保健所別でみると、1定点あたりの患者数は、山形市保健所で18.78人となっていて、依然として警報レベルが続いています。

また、この期間に県に届け出があった集団発生は22件です。

そのうち、3か所で休園・休校となりました。

また、この前の週にあたる今月2日までの一週間に報告された一定点あたりの患者数が全国で最も多い数値だったことがわかりました。

県は引き続き、ワクチンの接種、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用、室内の適度な湿度を保つことなど、感染対策を呼びかけています。