広告大手の博報堂DYホールディングスは、6月の株主総会を経て社長を交代すると発表しました。

博報堂DYホールディングス 西山泰央 執行役員
「どの世代でもかなりこの不透明な時代のなかで、生活者がさまざまな社会課題に直面して閉塞感を感じていると。広告会社の能力を生かしながらも全く違う次元の事業の枠組みに取り組んでいきたい」

博報堂DYホールディングスは、執行役員の西山泰央氏(59)が社長に昇格する人事を発表しました。2019年から社長を務める水島正幸氏(64)は会長CEOになります。

交代の理由について水島氏は「テクノロジーの進化で産業・広告ビジネスが大きく変革しているなか、より現場に近い、若い力が必要な時期にある」と説明しています。

6月に予定される株主総会を経て、正式に決定するということです。