子どもの視力の悪化が進んでいます。裸眼の視力「1.0未満」の子どもの割合が過去最高となったことが文部科学省の調査で明らかになりました。子どもたちの目を守るためにはどうしたらよいのでしょうか。

近視防ぐ1000ルクス超の光「外遊び」の効果とは…

井上貴博キャスター:
日本眼科医会によりますと、子どもの近視を防ぐには「1日2時間以上 1000ルクス以上の日光に当たる」のが目安だといいます。

ホラン千秋キャスター:
あまり聞いたことのない単位ですが、とにかく日中の早い時間に外にいるといいということですね。

井上キャスター:
視力ケアセンターのホームページによりますと、▼屋内300ルクス ▼窓際800ルクス ▼日陰1000ルクス~ 日なた1万ルクス~ということです。ですので曇りのときに外に出るのも有効なのだそうです。

実際に台湾では約10年前から小学校で「1日2時間程度は外に出ましょう」と屋外活動を義務付けたということです。

(屋外活動で)子供の視力低下を食い止められるということがありますので、日本でも屋外活動の取り組みが必要なのかもしれません。