年収「103万円の壁」引き上げに向けた自民・公明の与党と国民民主党との協議をめぐり、公明党の西田幹事長は、国民側が求める「178万円」を目指す道筋を税法に明記する必要があるとの認識を示しました。
自民・公明・国民民主による年収「103万円の壁」引き上げをめぐる実務者協議は、現在、中断しているものの早期に再開する方向で3党が合意しています。
こうしたなか、公明党の西田幹事長は「178万円を目指して引き上げる」とした3党合意を受けて、その具体的な道筋を税法の付則などに明記する必要があるとの認識を示しました。
公明党 西田実仁 幹事長
「合意文書には178万円を目指してということが書かれているわけでありますので、目指す道筋というものをきちんと法律に書く必要があるのではないか」
西田氏によりますと、けさ都内のホテルでおこなわれた自民・公明両党の幹部会合で自民側にこうした考えを伝え、自民側は「合意をつくるための協議を誠実にやっていこう」と応じたということです。
また、西田氏は、高校の授業料無償化をめぐる日本維新の会との協議など、現在、野党と進めている協議は新年度予算案の修正もにらみ、来週半ばには合意する必要があるとの考えを示しました。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

