玉城デニー知事
「見識の違いということだと思います。現場でずっと3000日あまり(抗議を)続けてきた方々に対する敬意は感じられないので、発言をすることによる色々な方々への波及は十分考えられたのではないかということは残念。」

ひろゆきさんの投稿に波紋が広がっていることについてネットリテラシーに詳しいスマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスさんはー

モバイルプリンスさん
「座り込んでいる人たちって、何かしらの欺瞞があるよねみたいな先入観が多くの人たちにあって、『座り込んでるというけど誰もいませんでした』みたいな“ツッコミ”が入ると、『ほら見たことか』と『あいつらはがんばってない』みたいな形で広がったんじゃないかなと思います。
言葉が座り込みなのか、抗議活動なのか本質的な議論ではないわけじゃないですか。そもそも埋め立ての是非がどうなんだというのが大前提にあって、本来はそれに対して『またひろゆきが何か言ってるよ』とか『こんなの相手にするなよ』みたいなスタンスだったと思うんですけど、(ネット上で)『ひろゆき、さすがです』と同調する人が増えていて、それに単純に戸惑っているし笑えないなと思いますよね」

さらにひろゆきさんは、6日はこんな投稿もー


ひろゆきツィート
「2022年の名護市長選挙では、基地容認派の市長が勝っていることをご存じないですか?」

実際には名護市の渡具知市長は、これまで辺野古移設工事について国と県の裁判を見守るとし、賛否を明確にしていません。


渡具知市長はきょう市議会に出席しましたが直接の取材には応じず「そのツイートを存じ上げない。コメントする立場にない」と秘書を通じて回答しました。

ひろゆきさんのSNS上での“辺野古をめぐる”発言、影響が広がっています。




【記者MEMO】
VTRに登場したモバイルプリンスさんは、渡具知名護市長をめぐるひろゆきさんの投稿について「自分に都合のいい不正確な情報で議論を吹っ掛けていて、詭弁だ」と指摘しています。移設問題への賛否に関係なく著名人の発信だからと鵜呑みにする前に、自分で考えてほしいと話していました。