山形県内では雪下ろしや落雪による事故が相次いで発生しています。
これから県内は平年よりも気温が高くなる日が続く見込みで、一層注意が必要です。
警察によりますと、きのう午後2時45分ごろ、南陽市で工場の屋根の雪下ろしをしていた49歳の男性が、屋根から落ちてきた雪でバランスを崩し、脚立から転落しました。
男性は肋骨を折る重傷です。

また、きのう午後5時頃には川西町の会社事務所で、66歳の男性が雪下ろしのために梯子を上り屋根に乗り移る際に地面に転落しました。
男性は腰椎骨折などの重傷です。

県のまとめでは、きょう午前10時現在、県内では今シーズンに雪害事故が76件発生し3人が死亡。
73人が重軽傷を負っています。
県では除雪作業や雪下ろしを行う際は2人以上での作業を心がけるなど安全に十分注意するよう呼びかけています。

県内ではきょうから平年よりも気温が高い日が続く見込みで、一層注意が必要です。
