2月8日の訓練中に6回目の事故が起きたホーバークラフトの運航会社は12日から訓練を再開させました。また、大分空港にアクセスする定期便については、3月中の就航を目指していることを明らかにしました。
(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「お客さんから同じことを聞かれるんですよ。『いつ空港アクセスやるんですか』と。タイミング的には春休みや帰省で使えるようにするというのが通常の運航事業者。その辺をターゲットに絞り込んでやるのが当たり前だと思うので目標としています」

8日の事故を受けて、運航会社の大分第一ホーバードライブは会見を開きました。この中で会社側は、大分空港と大分市を結ぶ定期航路について、早ければ2月中に国土交通省の安全確認検査を受けて、3月中の就航を目指していることを明らかにしました。
一方、発着場で3番船「Tanso」が突風にあおられ、クッション材に接触した今回の事故について、国交省の臨時検査に合格したということです。

(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「風をうまく制御できなくて本当に当たり所が悪かったというのが正直なところ。海象、風向の状況をシェアしていきながら安全運航の精度を高めていきたい」
運航会社は再発防止策をとった上で訓練を12日から再開させ、週末の周遊も2月15日から再開させる予定です。