建設業界で人手不足が課題となる中、人材確保などにつなげようと宮崎市の建設会社が異業種に参入し、幅広い事業に挑戦しています。
「とび工事」で1975年に創業
宮崎市にあるフィットネスジム「Fit Grace」。
おしゃれな空間に最新のトレーニング機器が取りそろえられ、24時間、年中無休で営業しています。

このフィットネスジムを手がけているのは、宮崎市跡江に本社がある総合建設業の「松浦組」です。
(松浦組 松浦秀次社長)
「フィットネスはすごく周りからも『いい仕事してるね』みたいなことも言われて、みんなに喜ばれている。それがすごくうれしかった」


もともと、「とび工事」で1975年に創業した松浦組。
2代目の松浦秀次社長は、「とび工事」にとどまらず、「建築」「土木」「解体」「不動産賃貸」、そして、おととし4月からは「フィットネス」と、幅広く事業を展開してきました。

(松浦組 松浦秀次社長)
「これから先、その一つだけの事業がずっとうまくいくとかやっぱりないと思うし、そこでいろいろ勉強をして、建築の資格を取ったりした」