森林さんは若者の成長にはスポーツ指導者の影響が大きいと言います。
慶應義塾高等学校野球部 森林貴彦 監督「これをいかにぶっ壊していくかがぼくらの役割。これだけ社会が変わっていき、新しいものをどんどん作り出していき、そこに若い選手を社会に送り出していく中で、自分がされてきたことをする。あるいは今まで通りのことをする。対応できるわけがない」
森林さんは、指導者の役割は若者が自分で動くよう導くことだと力を込めます。
慶應義塾高等学校野球部 森林貴彦 監督「監督に3年間何を教わりましたか?
と聞かれたら、ちょっと覚えていないですね。監督に教わった覚えはそんなにないです。自分たちでやりました、と言ってほしいんです」

慶應義塾高等学校野球部 森林貴彦 監督「自分で追及してほしいんです。彼らが高校卒業してそこから80年の人生、社会に出て何十年も活躍していく社会はどういう社会かというと、自分の幸せは自分で決める時代になるんです」
