タクシー不足の解消に向けた取り組み 「みやざきライドシェア」についてです。

みやざきライドシェアは、キャンプシーズンのドライバー不足に対応するもので、利用の前の日までに予約が必要です。



タクシー会社に電話をしてタクシーがいない場合、「ライドシェアでもよいか」という提案があり、ライドシェアでもよければ、事前にルートや料金を確認した上で、予約が確定します。

そして「みやざきライドシェア」は、「日本版ライドシェア」と少し違う点があります。



日本版のライドシェアは、一般ドライバーがマイカーを使用しますが、宮崎版は、タクシー会社の余っている車両を使用します。

また運行時間は、原則、金曜と土曜の午後4時台から翌日の午前5時台までですが、宮崎版はこれに加えて、平日の午前7時から午後6時まで運行します。これは来月2日までの予定です。

そして料金の目安ですが、宮崎市中心市街地のホテルから宮崎空港までが3550円、サンマリンスタジアムまでが5300円などと、タクシーと同じ程度か1割ほど高くなります。



宮崎県タクシー協会は、期間の延長や運行範囲の拡大を目指しているということです。タクシーがつかまりにくいと感じている方も多いかもしれません。こうした制度がタクシードライバーの確保につながるといいですね。