韓国で古着問屋を営む男性が11日と12日の2日間、盛岡市で期間限定のショップをオープンしています。親族が県内の沿岸部で暮らしていることが縁で実現したイベントで岩手にエールを送ります。
イベント会場となった盛岡市中央通りのコワーキングスペース「morinoba」には、人気アウトドアブランドのダウンを中心に380点ほどの古着やバッグなどが並びました。
オープン直後から多くの人で賑わったこのイベントを企画したのは韓国で古着専門の問屋を営む佐藤裕平さん(43)です。
(佐藤 裕平さん)
「(古着は)サイズやカラー、状態も一点物。手に取って喜んでいただくことが魅力だと思います」
佐藤さんは父親が遠野市出身で、現在も親戚が県内の沿岸部で暮らしています。東日本大震災が発生した2011年は中国で暮らしていたため積極的な支援ができなかったことから、いつか縁のある岩手を元気にする取組みをしたいと考えていたという佐藤さん。今回のイベントの商品は問屋で扱う価格よりも3割から5割安くなっていて、訪れた人たちは試着をしながら気に入ったものを選んでいました。
(佐藤 裕平さん)
「今回本当によろこんでいただけたという思いがあるので、一回きりで終わることなく継続的にできたらと思います」
この期間限定ショップは12日まで営業しています。
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