アフリカ中部・コンゴ民主共和国で、重要なインフラとなっている巨大なボートだが、沈没事故が相次ぎ、毎年多くの死者が出る事態となっている。

豊富な鉱物資源を有するコンゴ民主共和国 

日本から1万2000kmのアフリカ・コンゴ民主共和国。

2050年には、アフリカの人口は24億人を超え、世界人口の4分の1にのぼると予測されている。なかでもコンゴ民主共和国は8位にランクインし、人口の急成長が見込まれている。

人口800万人の首都・キンシャサ。公用語はフランス語だが、多くの人々が現地の言葉・リンガラ語で会話をしていた。

コバルト、金、ダイヤモンドなど豊富な鉱物資源を有するが、近隣諸国との紛争や武装勢力による争いで国土は荒廃し、経済も破綻。人口の7割以上が1日あたり2.15ドル未満の生活を余儀なくされている。