パワーの源は母の手作り弁当

競技だけに専念するプロのアスリートとは違い、リガーレの選手のほとんどは、働きながらバレーボールを続けています。鈴木選手ら3人は、仙台市内にあるコールセンター事業を手掛ける企業に勤務しています。多忙な日々を送りながらも、恵まれた環境だと話します。

リガーレ仙台 キャプテン加藤彩夏選手:
「(職場の人からも)とにかくバレーをまず第一優先で頑張ってと言ってくれてるので上手く両立できてるかなとは思います」

仕事に練習、そして試合。多忙な日々を送る中で大切なのが「食事」です。鈴木選手、職場にはお弁当を持参しています。この日はチューリップの形に切ったウインナーも入っていました。鈴木選手のリクエストで母・絵美さんが気合を入れて作ってくれたそうです。

ほぼ毎日、鈴木さんの昼のお弁当を手作りしているという母親の絵美さん。娘の決断を応援しサポートを続けてきました。親子のコンビネーションもバッチリです。

リガーレ仙台 鈴木音選手:
「ほんとに小さい頃から自分がやりたいと思ったものをやりなさいっていう感じでしたし、進路も『私は何も言わないから音が行きたいところに行きなさい』と。ご飯を作ってくれたりとか応援に来てくれたりとかしてるので、私がほんとにやりきったっていう風に最後に言えるのが一番恩返しかなって思います」