寒波が長引いたことで気になるのが、野菜の値段です。すでに価格が高騰していましたが、寒波の影響は出ているのでしょうか。

広島市南区にあるスーパー「たかもり」です。キャベツ・ニンジン・ダイコンなどの店頭での価格は、先週とそれほど変わっていないそうですが…寒波の影響で仕入れ価格は、軒並み5%から10%上がっているということです。原因は、寒さによる不作だけではないようです。
たかもり 伊木英人 副社長
「産地では生産できていて、集荷場に荷物は集まっているが、そこから輸送できないとか…モノが無いから値段があがっているものもある。20~30品目をSNSにあげる。そうするとチラシを見ている気になるでしょ?」

伊木さんは、野菜の価格の急激な変化に対応するため、今年に入り、チラシの制作をやめて、SNSで商品の価格を発信しています。
たかもり 伊木英人 副社長
「チラシで事前に計画的に特売を打ったり、商品のオススメ情報などが難しくなってきた。(大型店に比べ)小さいお店なので仕入れの力もないので」
客
「安くしてもらえたら助かるけど、この店が安いので助かってます」
客
「しょうがないですねみんながんばってるので」
たかもり 伊木英人 副社長
「生産者の方々の生活を維持しないといけないと思う。ある程度、価格があがることを容認していかないと成り立たないかな、と個人的には思います」














