環境問題について考えてもらおうと中学生が制作した「環境啓発ポスター」の表彰式がこのほど高知県高知市で行われました。
この取り組みは、高知市が、次世代を担う青少年にポスターの制作を通じて、環境を守る意識を高めてもらおうと、毎年市内の中学生を対象に作品の募集を行っています。今年度は45点の応募の中から4作品が優秀作品に選ばれ、先週金曜日に表彰式が行われました。


こちらの作品は、近年、問題になっている海洋ゴミに着目していて、人間が出すゴミで海が汚れ、海や海の生き物が泣いている様子を描いています。

また、入賞作品のポスターが掲示されたパッカー車もお披露目され、入賞者は、自分の描いたポスターの前で記念撮影をしていました。


(優秀作品 高知学芸中3年 松木菊華さん)
「最近、街を歩いていたら、ごみが落ちているのを見つけて、ゴミをハトとかが食べたら危ないなぁと思って、私は動物が好きという事もあり、動物をテーマに表現したいと考えてシンプルにデザインしました。たばこを吸いながら歩いている人や、飲み歩きをしている人などが歩いている途中にごみを捨てることをなくしてほしいと思います」

入賞した作品は高知市役所の本庁舎や地域の窓口センターなどに掲示する予定です。
