2025年4月から開かれる大阪・関西万博で、東日本大震災からの復興を紹介する展示が行われることになり、9日に宮城県石巻市で、事前のイベントが開かれました。

宮城県石巻市の震災伝承施設で開かれたイベントでは、復興庁が、大阪・関西万博の会場で5月19日から24日までの6日間、「東日本大震災からのよりよい復興」をテーマに、震災の概要や復興への取り組みについて紹介することを説明しました。

鈴木憲和復興副大臣:
「多くの方々に被災地に足を運んでもらうこと、復興庁の万博展示を宮城県まで足を運ぶきっかけにしたい」

また、多賀城高校の生徒が、万博を訪れる各国の人に、東北で見てほしい場所や食べてほしいものを紹介しました。

多賀城高校生徒:
「(仙台七夕の)千羽鶴は東日本大震災の復興を願い作られました」

大阪・関西万博は、大阪市の人工島「夢洲」を会場に4月13日から10月13日まで半年間開催されます。