アメリカ・アラスカ州で7日、行方不明となっていた飛行機が墜落しているのが発見され、搭乗していた10人全員の死亡が確認されました。

アラスカ州の地元警察は6日、ウナラクリートを出発したベーリング航空の飛行機が、急激に高度と速度を低下させた後、通信が途絶えたと発表していました。

飛行機は同じ州にあるノームへ向かう途中で、乗客9人とパイロット1人が乗っていたということです。

こうした中、アメリカ沿岸警備隊は7日、ノームから南東におよそ55キロメートルの位置で墜落した飛行機を発見したと発表しました。特徴が一致することから、行方が分からなくなっていた機体と見られていて、AP通信によりますと、10人全員の死亡が確認されたということです。

アメリカ国内では、首都ワシントン近郊で旅客機と軍のヘリコプターが衝突したほか、フィラデルフィアで小型機が墜落するなど、飛行機の事故が相次いでいます。