友人らが明かした水原被告の素顔と“誠実な仕事ぶり”

6歳の時に日本からカリフォルニア州に移住した水原被告。中学・高校時代の同級生はー
水原被告の中学・高校時代の同級生
「出会った頃、彼の英語はまだ完璧ではありませんでしたが、理解するのには十分でした。普段はアメフトやサッカーなどをして遊んでいました」
また、水原被告の性格をこう振り返ります。

水原被告の中学・高校時代の同級生
「彼は周囲をよく観察し、事態を把握してから行動するタイプでした。状況を見極めてから言葉を発する性格は、通訳に適していたのかもしれません」
別の友人も水原被告にとって通訳は天職だったと話します。

水原被告の同級生 スティーブンさん
「(水原被告は)人の空気を読む人ですし、人の思っていることも読み取れる人だと思うので、彼にとってパーフェクトな職業を見つけたなと思った」
かつて水原被告が通訳を担当したミッチ・ライブリーさん。2015年に北海道日本ハムファイターズに所属していた投手です。

元日本ハムの投手 ミッチ・ライブリーさん
「ある選手と対戦した時『小柄だから速球で攻める』と話したら、一平は『パワーがある選手だからよくない』と。アドバイスがなければ、ホームランを打たれていたでしょう」
「対戦相手の特徴を踏まえたアドバイスをくれた」と水原被告の仕事ぶりを評価します。
ミッチ・ライブリーさん
「 電車の乗り方、球場への行き方、靴をいつ脱ぐかまで日々の生活で必要なことを全部教えてもらいました」
時にはビザの申請や、病院の診察などにも立ち会ってもらったと言います。

ミッチ・ライブリーさん
「一緒に銀行に行きましたが、彼が私の口座情報などにアクセスすることはありませんでした。当時はギャンブルを示唆する行為もありませんでした」
証言から浮かび上がるのは水原被告の“慎重な性格”と“誠実な仕事ぶり”。そんな水原被告がなぜ、犯罪に手を染めたのでしょうか?