ポップカルチャーの街を目指して立ち上げ

このクラブは、部活動の地域移行のモデル事業として北九州市がおととし立ち上げました。

ポップカルチャーの街を目指しているものの、市内の学校にはこれまで漫画に特化した部活動がなかった北九州市。

創部の背景には、漫画を描きたい生徒のニーズを探る目的もあるといいます。

北九州市教育委員会 竹中雅則 部活動地域移行担当課長
「北九州市がポップカルチャーによるまちづくりを進めていく中で、子供たちの中にも漫画やアニメに興味があったり、実際に自分たちがやってみたいと思うようなニーズが必ずあるだろうと考えました」

創部から2年 部員は倍に

クラブには、市内17の中学校から27人の生徒が所属。部員数は昨年度の創部時点と比べて2倍に増えました。

市が運営する「北九州市漫画ミュージアム」で、週末を中心に活動しています。

部員のひとり、中村優希さん(14)。

志徳中学校2年 中村優希さん
「行き詰まった時とかも質問したらすぐアドバイスしてもらえるのですごいありがたいです」