気象庁は「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」を4日17時に発表しました。
それによりますと6日にかけて、北日本から西日本では大雪や暴風雪、高波に警戒してください。
その後も数日に渡り、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込んで大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあります。

[気象概況]
低気圧が発達しながら日本海北部をゆっくり北上しています。また、別の低気圧が日本の東を発達しながら北上しています。
5日は、日本海の低気圧は、北海道付近で次第に不明瞭となりますが、日本の東の低気圧は発達しながら千島近海からサハリン付近に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。
また、北日本から東日本の上空約5000mには氷点下42度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。
その後も数日に渡り、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込んで大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあります。