■「ショクダイオオコンニャク」花を咲かせるのは10年に1度程度



このショクダイオオコンニャクを開花させたのは、岡山市南区の農業法人・D&Tファームです。花を咲かせるのは10年に1度程度と言われていて、生態など、その多くは謎に包まれています。

「私の身長が163センチですが、なんとこの植物の先端2メートル以上あるということなんです。」




D&Tファームはこれまで、南国の植物であるバナナやパパイヤなどを、特殊な技術を用いて岡山市内で栽培してきました。そして、2017年からその技術を活用してショクダイオオコンニャクの栽培に取り組んできたのです。



■5年目を迎え 初めて花が開き始めた!
毎年、地中にある球根から葉を出しては枯れるというサイクルを繰り返してきましたが、5年目を迎えた今年の9月末に初めて花が開き始めました。


(D&Tファーム 田中哲也さん)
「いろんな記録をみると開花までに7年・10年・25年かかったとかあるので比較的早いこと咲いてくれたかな」

取材に訪れた日のこの花の状態は、実は枯れかけなのだといいます。では、ショクダイオオコンニャクの満開の状態とは?