花を通じて子どもたちに豊かな心を育んでもらおうと、学校の中で実際に様々な花を観察する夢一輪運動が、大分県別府市の小学校で始まりました。
この活動は大分市のNPO法人夢一輪の会が2012年から小学生を対象に毎年実施しています。今年の運動が4日、別府市の山の手小学校で始まり、2年生の児童がチューリップやスイートピーなど20種類の花を観賞しました。

子どもたちは匂いを嗅いだり、触ったりしてお気に入りの花を選び写真に収めました。このあと、色や形を観察しながら花の絵を描き感じたことを思い思いに書き記していきました。
(児童)「初めて見る花が多くてドキドキしました」「いろんな匂いが嗅げて楽しかった」「スートピーの赤く丸いところが好きです」「すごくきれいで石けんの匂いがしました。カスミソウが白くてきれい」
この活動は年々広がっていて今後、大分市や由布市など県内6つの市の小学校45校で行われる予定です。