第3作主演は高嶋政宏さん

プロデューサーだけでなく、監督とカメラマンも金山町の町民です。元テレビディレクターが監督と脚本を務め、元テレビカメラマンが撮影を担当します。

監督・脚本 井草葉子さん(金山町民)「眠れなかった、さすがに夕べは眠れなかったですね」

映画製作に協力しようと、たくさんのボランティアも集まりました。

総合プロデューサー 坂内譲さん「只見線を思って俳優さんたちもみんな協力してくれているので、私たちが本気になってやらなきゃいけない」

いよいよ撮影開始。第3作の主演は、俳優の高嶋政宏さんです。只見線を盛り上げたいという地元の心意気に共感し、協力してくれました。

竹下景子さんと高嶋政宏さん。台湾で偶然出会うシーンを演じます。

井草さん「動き的にはOKなんですけど、もう少しゆっくり歩いてください」
竹下さん「ゆっくりね」

ふたりの大物俳優を前に、現場に緊張感が走ります。

井草さん「まいります、よーいハイ!」

タイミングを合わせて演技します。

井草さん「ちょっと確認させてください」

カメラワークと、タイミングが合いませんでした。

井草さん「もっとゆっくり歩いていただけると。途中ちょっと立ち止まるくらいで」

モニターの画面をじっと見つめる高嶋さん。いよいよ本番です。