富山県小矢部市の県道で3日、大型トラックが高さ制限を示すゲートに衝突する事故がありました。この場所ではことしに入ってから同様の事故が続いていて、これで3回目です。
記者:
「きのう夕方、大型トラックがこちらの門型の標識にぶつかり大きく崩れてしまっています。警察によりますと年内ではこの場所で同じような事故が3回起こっているということです」
富山県高岡土木センター小矢部土木事務所 嶋田正彦さん
「長年このような事故がない中で今年に入って3回続いていると言うことはですね、道路の交通の変化もない中で困惑しているような状況でございます」
3日午後5時ごろ小矢部市東福町のあいの風とやま鉄道の高架下を通る県道で、大型トラックが高架橋手前に設置された高さ制限3.5メートルを示すゲートに衝突しました。荷台に載せられていたのはショベルカーです。
大型トラックの運転手にけがはありませんでしたが、あいの風とやま鉄道は安全確認のため上下線2本が運休。帰宅ラッシュの時間帯に1時間以上の遅れが出て、およそ1300人に影響が出ました。
近くに住む女性:
「えー、またか?というような感じでね。なんとか事故のないように、ただそれだけ」
これは、ことし5月の映像です。今回の事故と同様で同じゲートが中心から大きく折れ曲がり今にも倒れてしまいそうです。
8月にもトラックの荷台に載ったクレーン車がゲートにぶつかり標識が傾きました。今回の事故でもゲートが壊れ、事故発生から24時間あまりたった今も通行止めが続いていて解除の見通しは立っていません。
近くに住む男性:
「子ども保育園に行く場合、買い物に行く場合、すべてここを通るのですごくここを通れないのは不便です。管轄している人にしっかりもっと(高さ制限が)目立つようにとか、後ドライバーに気をつけてもらえればと思います」
富山県高岡土木センター小矢部土木事務所 嶋田正彦さん
「県としましても注意喚起の看板を設置するとともに、今後の対応につきましては今検討しているところでございます。制限のある高さということで、もう一度運転手には確認していただいて、注意して通っていただきたいということをお願いしたいと思います」
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