花粉が例年より多く飛ぶと予想される中、県医師会は2月から飛散状況の発表を開始し、大分県内では3つの市ですでにスギ花粉が確認されています。
県医師会は1日から県内10市の観測地点で花粉の飛散状況を発表しています。最も早くスギ花粉の飛散が観測されたのは、1月31日の国東市と別府市で、1日宇佐市でも確認されました。

今年の大分の飛散量について日本気象協会は、例年に比べて160%に増加すると予測。少なかった去年と比べると370%にもなるといわれています。
(街の人)「2月下旬がピークらしくて、ここから結構増えていくらしいですよ」「ヤバいなって思います」「花粉症は私もあるからもう結構来ていますよ目に」「対策は薬飲んだりとかマスクしたりとかですかね」
大分市のドラッグストアでは例年より1週間ほど早くコーナーを設けました。最近は顔に吹きかけるだけで花粉の吸着を抑制するスプレーや、鼻づまりや花粉をきれいに流せる鼻うがいの商品が人気といいます。
(コスメドラックファン サンリブ明野店・宮家愛美さん)「今までは飲む薬や目薬だったんですけど、鼻洗いが結構売れるようになりました。花粉症で悩まれている方はやっぱり早めの予防や対策をしていったらよいのではないかなと思います」
今シーズンは例年以上に警戒が必要とみられる花粉症。日本気象協会によりますと、スギ花粉の飛散のピークは2月下旬から3月上旬にかけてとみられています。