任期満了に伴う熊本県大津町の町長選挙は、現職の金田英樹(かなだ ひでき)さん(42)が新人を破り、2回目の当選を決めました。

大津町長選は現職と新人の一騎打ちとなりましたが、無所属で現職の金田さんが、前の町議会議員で新人の永田和彦(ながた かずひこ)さん(65)を大差で破り、2回目の当選を果たしました。

【大津町長選挙 開票結果(選管最終)】
1万2145 金田英樹(かなだ ひでき)(42)無現
   2258 永田和彦(ながた かずひこ)(65)無新

当日有権者数は2万7968人で、投票率は52.37パーセントでした。

金田さんは選挙期間中、「10年後、50年後も住みよいまちに」を掲げ、肥後大津駅周辺や空港アクセス鉄道の中間駅周辺の開発によるまちの活性化などを訴えていました。

一方、永田さんは、「4年間で政策が何も進まなかった」と批判し、地下水保全での町独自のアセスメントや交通渋滞対策を行うことなどを訴えましたが、及びませんでした。

金田さんは、生命保険会社の社員や大津町議会議員などを経て、2021年の町長選で初当選しました。

金田さんの2期目の任期は2月10日に始まります。