運転士不足で2月1日(土)からの減便を発表した肥薩おれんじ鉄道が、沿線の高校の要望を受け、通学時帯に臨時列車を運行すると発表しました。

熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道は、1月10日、運転士不足を理由に平日と土日祝日の午前5時台~7時台発の便を2月1日から減便すると発表していました。

しかし、沿線の高校から「そのダイヤでは登校時間に間に合わない」との意見が寄せられ、2月1日からこの時間帯での臨時列車の運行を決めました。

臨時列車は、曜日を問わず上下線計3本を運行します。

臨時列車の運行に伴い、肥薩おれんじ鉄道が一部の便の運行時間を調整して1月22日に発表した新たな減便・部分運休・臨時列車の運行予定は次の通りです。

<2月1日以降>

【出水~米ノ津】

《減便》
・下り:出水発(5:07)→川内着(6:11)
・上り:隈之城発(6:23)→米ノ津着(7:35)
・下り:米ノ津発(7:43)→野田郷着(8:01)

《部分運休》
・上り:川内発(7:05)→出水着(8:05)

《臨時列車》
・上り:川内発(6:50)→米ノ津着(7:57)

【西出水~八代】

《減便》
・上り:出水発(5:11)→八代着(6:32)
・上り出水発(5:43)→八代着(7:05)
・下り:八代発(6:42)→西出水着(8:09)

《部分運休》
・下り八代発(7:11)→出水着(8:34)

《臨時列車》
・上り出水発(5:28)→八代着(6:48)
・下り八代発(6:52)→西出水着(8:17)

肥薩おれんじ鉄道は、「お客さまにはご迷惑をおかけします。引き続き運転士の確保に向け採用活動に力を入れます」として、駅や列車、ホームページのほか、沿線の学校に連絡するなどして変更を知らせています。