3日の「立春」強烈な寒波が上空に居座る…

気象庁は30日、東北から沖縄にかけての広い範囲に「低温に関する早期天候情報」を発表しました。

5日(水)頃からの5日間平均気温が「かなり低く」なる確率が30%以上となっています。

来週はこの冬最強クラスの寒波が流れ込んで、今季一番の寒さとなる所もあるでしょう。この冬は寒さが長続きすることはなかなかありませんでしたが、来週から最高気温が福岡で5℃を下回るなど「極寒」の続く所が多くなりそうです。

体調管理はもちろんのこと、寒さに弱い農作物の管理にもご注意ください。また、冷え込みも強まるため、水道管の凍結などにも十分ご注意ください。

さらに「低温に関する早期天候情報」だけでなく、東北から山陰にかけての日本海側を対象に「大雪に関する早期天候情報」も同時に発表されました。

5日間降雪量が「かなり多く」なる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるもので、5日(水)頃からの降雪量がかなり多くなる可能性があります。

3日(月)が「立春」ですが、来週は暦とは裏腹に日本の上空にはしばらく強烈な寒波が居座るでしょう。すでに、東北の日本海側や北陸付近では山沿いを中心に平年を上回る積雪となっていますが、さらに積雪が増え、除雪が追い付かないような雪の降り方になる所もありそうです。

大雪や厳しい寒さに早めに備えておきましょう。雪の事故には十分注意し、除雪の際には安全確認を万全に行ってください。

3時間ごとの雪と雨と風の動きをシミュレーションで見ていきます。