去年は二番くじ、悔しい思いで過ごした1年だった

ことしも張り詰めた空気の中で行われた選定式。

くじ引きの結果、ことしの神男は稲沢市の会社員、加藤稜大(りょうた)さん(26)に決まりました。

(神男に決まった 加藤稜大さん)
「こうして神様に選んでいただいたので、感謝の気持ちを持って“神男”という大役を最後まで全力で務めたい」

加藤さんは去年の選定式では「一番くじ」を引くことはできませんでした。今回はついに思いが叶ったというわけです。

(神男に決まった 加藤稜大さん)
「去年くじを引かせてもらったとき二番くじ。すごく悔しい思いをして、この1年間過ごしてきたので『ことしは絶対引いてやるぞ』という気持ちで臨んだ」

加藤さんは選定式の後、神社で参拝を終え、稲沢市内の自宅へ。先祖に神男になったことを報告。

そして、歴代の神男経験者でつくる「鉄鉾会(てっしょうかい)」から、父親と妻ら加藤さんの家族に伝えられたことは…。

(神男経験者 鉄鉾会)
「お父さん、お母さん、奥さまの前で、いろいろあるけれども、最後までやり遂げられるようにお願いしたい」