短時間で丈夫な管に!市の“約7割”でプラスチック管を導入
名古屋市では、下水道管そのものを取り換える以外に、管の内側に新たにプラスチック製の管を入れ、約100℃の蒸気で膨らまし、固定するなどの方法をとり入れています。

街中や交通量の多い場所でも、短い時間での工事が可能なことから、現在、市の下水道管工事の約7割がこの方法だといいます。
こうした事前調査や対策で、5cm以上の道路の陥没が、1990年代には年間約500件ありましたが、おととしは150件ほどに減少したといいます。さらに…

名古屋市は、政府が要請した緊急点検の対象外地域ですが、通常行っている特殊な車両を使った道路下の空洞調査に加え、下水道管の腐食具合の臨時の調査なども、自主的に進めていく考えです。