12月15日、大槌町の山林で狩猟中、けがをして動けなくなった男性を協力して救護したとして、地元のハンター3人に消防から感謝状が贈られました。

釜石大槌地区消防本部の駒林博之消防長から人命救助の感謝状を贈られたのは、いずれも大槌町の小國晶貴さん、浅田誠さん、佐藤健一さんの3人です。
12月15日午後、シカ猟で町内の山林に入っていた小國さんが林道でケガをして動けなくなった60代の男性を発見しました。
男性は誤って斜面を滑落し、頭や腰の骨を折るけがをしていて、小國さんは携帯電話が通じる場所まで移動して119番通報をしました。
偶然、通りかかったハンター仲間の浅田さんと佐藤さんが救急車を現場に案内して男性の救助に協力しました。

(けがの男性を救護した小國晶貴さん)
「本人は乗せてってくれって言ってたけど、たぶん歩ける状態じゃなかったので先に救護、119番というのが頭にあったので。この時期たぶん猟友会しか通らないような道なので本当にたまたま助かってよかったです」
駒林消防長は3人の迅速な行動に改めて感謝をしていました。